お知らせ
自然情報
「野の花を植えよう!」を開催しました!
2026年10月12日
三連休の初日、10月10日は、「クラフトの森」の他に「野の花を植えよう」も開催しました。
このイベントは、雪印種苗株式会社の協力のもと、散策の森に野の花の苗を植えて自然環境を復元する活動で、12年前から毎年秋に行っています。
今回は40名の方が参加してくれて、「今年も来ましたよ~」という常連さんも沢山来てくれました。
まず初めに、雪印種苗株式会社の木村さんに教えてもらいながら、去年作った「キンミズヒキ」の苗を植えました。森の中に土を掘って、苗を植えるなんて、普段はなかなかできない体験です。土の感触やにおいを感じたり、小さな虫にビックリしたり、「去年小さな種だったのにこんな立派な苗に成長したのか~」と感動したり、それぞれに発見や驚きがあったでしょうか。
次は、これまで植えた野の花から、種を採集しました。
今回は「エゾノコンギク」「エゾクガイソウ」「ヤマハハコ」「ヨツバヒヨドリ」「キンミズヒキ」と5種類の種を取りました。
エゾノコンギクの種はタンポポの綿毛みたいにふわふわ、エゾクガイソウは細くて茶色い穂のようなものの中に入った砂粒のような小さい種、キンミズヒキの種は少し大きなひっつき虫、・・・・など、木村さんからそれぞれの種の特徴を教わり、採集しました。
野の花の種は地味なので、パッと見ても分かりづらいですが、実際取ってみると、ビックリするくらい小さかったり、ふわふわだったり「これが種?!」と驚いている子も多かったですね。
でも、砂粒のような種や綿毛のような種は、風にのってどこまでも遠くに飛んでいくように、ひっつき虫の種は人や動物にくっついて運ばれるように・・・とそれぞれの形は、子孫を増やすための工夫なのです。植物の世界は面白いですね!
最後は種類ごとに、種を蒔きました。
土を平らにならして、種を広げ、上から優しくまた土をかけていきます。土のお布団をかぶった種たちは、来年の春、元気に芽を出すでしょう。
実は、去年植えた種は上手く発芽せず、結局「キンミズヒキ」しか苗にできませんでした。私たち公園のスタッフも、毎年木村さんに教わりながら、皆さんが蒔いた種を預かり大切に育てていますが、土の硬さや湿り具合、日当り、気温等色々な条件で、なかなかうまく発芽しなかったり、大きくならないこともあります。今年は例年以上に上手く発芽せず、キンミズヒキしか苗にできませんでした。
この失敗をしっかり反省し、来年度は今回とった5種類の種が、1つでも多く発芽して苗にできるようにがんばりたいと思います。
そしてまた来年の「野の花を植えよう」で、散策の森に植えましょうね。
参加してくれた皆さま、講師の木村さん、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!
散策の森では、春から秋にかけてたくさんのお花が咲いています。今年植えた植物も、来年花を咲かせると思うので、ぜひ見に来て下さいね。
イベント情報10月10日「野の花を植えよう!」参加者募集!
2026年09月29日
高台野球場の横に、小さな森があるのをご存知でしょうか?
「散策の森」と呼ばれるこの場所では、もともとこの地域にあった野の花の苗を植えて、自然環境を復元する活動を10年以上前から続けています。
活動の成果もあり、毎年散策の森には、春にフクジュソウやエゾエンゴサク、夏にヒオウギアヤメやオカトラノオ、秋にはヨツバヒヨドリやキンミズヒキなどの花々が咲き、豊かな植生が復元しています。
今年も、10月10日13時30分より「野の花を植えよう」を開催します。
去年種を取って作った苗を散策の森に植えこみ、これまで植えた野の花から種を取って、来年植える苗を作ります。
申込不要で、参加費無料、誰でも参加できます。
皆さまのご参加をお待ちしております!

9月3日「月寒公園森の植物ボランティア養成講座」秋の植物調査を行いました!
2026年09月08日
月寒公園では今年、市民参加で公園の植物を調査して、標本をつくる過程を学ぶ講座「森の植物ボランティア養成講座」を5回シリーズで開催しています。この講座では、春・夏・秋と月寒公園の植物を採集して植物の名前を調べ、冬に札幌市博物館活動センターで標本として完成させて、標本庫に収蔵するまでの一連の過程を学びます。5月に春の調査、7月に夏の調査を行い、9月3日はいよいよ野外調査の締めくくりとして秋の調査を行いました!
今回も午前中は、講師の山崎真実学芸員(札幌市博物館活動センター)と共に園内を巡り、開花している植物や実が付いている植物を、一人3種類ほど、植物標本のために採集しました。
写真は、シダレザクラの植栽桝に生えている植物を採集している様子です。雑草と呼ばれる植物も、よく見ると実に多様で、花や実を付けている植物をいくつか採集できました。
今回一番印象的だったのが、オオウバユリです。
オオウバユリは、1.5mから2mになる大型のユリ科植物です。茎も太く、葉も大きく、夏に花を咲かせますが、今は丸々とした実を付けています。
この大型の植物を標本にするために、まずは根ほりに挑戦しました。地面を掘り進めてみると、ユリ科の植物というだけあって、大きな球根があり、下だけでなく横にも伸びて小さな球根がありました。山崎さんはこれを「娘」と呼んでいました。なるほど、親から伸びて娘が増えていく植物のようです。
オオウバユリは、野外では見慣れた植物ですが、こうやって根を掘って採集してみると、想像以上に大きく、球根も逞しく、娘までいることが分かりました。
ちなみに、アイヌの文化ではオオウバユリの球根を食べたり生活に使っていたようです。
午後からは、採集した植物を図鑑と照らし合わせて仮同定する作業と、押し葉にする作業を行いました。
秋は実が多いので、押し葉にして乾燥させるのも工夫が必要です。新聞を丸めて段差をなくしたりと、様々な工夫を山崎さんに教えてもらいました。
そして苦労して採集したオオウバユリは、押し葉にするのも一苦労!太い茎は半分に切って、いくつかに分割してようやく新聞に納めることができました。山崎さんと採集した参加者の方は最後に、この作業を「大変な戦いだった・・・」と振り返りました。大型の植物を標本にするのは、本当に大変な作業なのだと身をもって実感しました。
今回で野外の植物調査は終了!次は12月に札幌市博物館活動センターで、標本庫の標本と見比べながら、採集した植物の種名を確定させて、台紙に植物を貼り、標本として完成させる作業を行います。
参加してくれた皆さまありがとうございました。冬もがんばりましょう!
今回も最初に、7月に採集した植物の確認と、疑問点や感想を出し合いました。夏は湿気が多く、押し葉にする作業で苦労した方も多かったようです。
川べりで実が付いたガガイモも採集しました。山崎さんが、大きな実を押し葉にするコツを実演しながら教えてくれました。
水のあそび場は本日まで!&今見られるトンボ
2026年08月30日
今日は涼しい風が吹いていて、秋の気配を感じますね。
7月より開放していた水のあそび場は、本日が最終日です。
水遊びには、少し涼しい陽気ですが、再度にぜひご利用ください。
秋は実りの季節、今年はどんぐりが豊作のようで、青いどんぐりがたくさん落ちています。
そして赤とんぼも沢山見られるようになってきました。赤とんぼとはトンボ科アカネ属のトンボの総称で、赤とんぼという名前のトンボは存在しません。
月寒公園でよく見るのは、アキアカネやナツアカネ、マユタテアカネやノシメトンボですが、今日は水のあそび場の横の小川で、翅に帯のような模様が入った「ミヤマアカネ」や、ノシメトンボより少し小さい「コノシメトンボ」も飛んでいました。
赤とんぼもよく見ると色々な種類がいて、面白いですよ!

一番よく見る「アキアカネ」
同じ種類でも大きさや胸の模様が少し違うなど個体差が大きいので、実は見分けるのが難しい種類です。
写真提供:大黒友陸

こちらは「ナツアカネ」
メスは顔まで真っ赤に色づき、とてもきれいです。以前は北海道では少ない種でしたが、近年当たり前に見られるようになりました。
写真提供:大黒友陸

今日はたくさん出会った「ミヤマアカネ」。
翅に帯のような模様があり、とても美しいトンボです。遠くからでも見分けられるので、ぜひ探してみてくださいね!
写真提供:平塚和弘
イベント情報10月15日「ノルディックウォーキング講習会」参加者募集!
2026年08月29日
日に日に涼しくなってきましたね!
月寒公園から、秋のイベント「ノルディックウォーキング講習会」のお知らせです!!
ノルディックウォーキングは、2本のポールを使って歩く、気軽に楽しめる全身運動です。もともとは、クロスカントリースキーの選手が夏場のトレーニングとして行っていたのが始まりと言われています。
今回は、そんなノルディックウォーキングを気軽に体験できる講習会を開催します!
「やったことがない」という方も大丈夫。
ポールの持ち方や基本的な歩き方から、初心者の方にもわかりやすくお伝えします。ポールの無料レンタルもありますので、道具を持っていない方も気軽にご参加いただけます。
歩き方を覚えたら、みんなで公園を歩いてみましょう!
いつもの公園も、ポールを使って歩くとちょっと違った楽しみ方ができますよ。
運動不足解消や健康づくりにもおすすめです。
ぜひお気軽にご参加ください!
■ノルディックウォーキング講習会
開催日時 令和8年10月15日木曜日 10時から11時30分(雨天中止)
対象 どなたでも
定員 30名
参加費 500円/名
※ポールのレンタルは無料
申込方法 月寒公園パークライフセンター受付窓口に直接お申込みいただくか、お電話で受付。
月寒公園管理事務所(パークライフセンター)
011-818-3150(9時から17時まで)

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